親の手料理でいちばん美味しいのは何ですかぁ?

この質問は、飲み会の時に、
世代を超えた仲間とのノミュニケーションの時間を活用してする雑談のひとつである。

考える間もおかずに、答えが聞こえそうなのが母が作ったお味噌汁かなと思っていたところ、
男性陣の大部分の答えは、案の定、お袋が作ったお味噌汁だった。

次が、ハンバーガー、から揚げ、餃子、茶わん蒸し、オムライス、豚汁、春巻きなど等だが、
じゃぁ、父が作った手料理は?と、聞くとお好み焼きと焼肉の答えが多かった、
さすがに力を感じるところだ。

ちなみに私は、
母が作っていた飛び魚のつみれの吸い物だった。
魚くさい、魚の臭いがある魚料理だが、
もう、味わえない…

私が自分で作っていちばん美味しいと思うものは、
シラスの玉子とじ、玉子料理である。
料理と言えるものではないが、時代の背景もあって、
その当時の玉子は高価なものであったため、
その憧れが引きずっているのだと思う。

今は、冷蔵庫の中を覗いて、何もない時に食べるのが玉子かけご飯で、
格は下がったけれど、
正直に、この歳にして、いまだに玉子がかかわった料理に抵抗感がない、
玉子にかかったトマトケチャップまでも。

団塊の世代、ゆとりの世代と聞いたことがあるが、
この歳にしてトマトケチャップを嫌がらないのをみた若者から、
もしかしてケチャップ世代ですよね?と、聞かれ、それにはびっくり!
予想外の突っ込みで、大爆笑をもたらしたが、何とも逆らえない、事実だから。

もしも、今…、
自分に、こうした親の手料理で一番おいしいと思うものは何?
やはりみそ汁やハンバーグといった定番のもの?かと、聞かれたら何と答える?

また、自分の手料理でいちばん美味しいものは何?
さりげなく、こっそり自慢してほしい…