施しの心があれば上手くいく…

ある日、ある人が、神に尋ねた。

ある人:神よ、私は、やることなすこと、上手くいくことが何一つない、その原因たることは何か、教えていただけませんでしょうか?

神:それは、何一つ施しがないからであろう。

ある人:私は何一つ持ってなく、貧乏で、裸一貫です。
神よ、私にあるものが何もないのに、どうやって施しをしろと言うのですか?

神:何一つ持っていなくても、施せること七つは誰もが持っている。

一つ目:笑顔の心(和顔施し)
二つ目:温かいお言葉遣いの心(言施し
三つ目:善い心(心施し)
四つ目:温かい眼差しの心(眼施し)
五つ目:手助けする心(身施し)
六つ目:席を譲ずる心(座施し)
七つ目:相手を労わる心(察施し)

この七つの施しが習慣になれば、必ず幸運は訪れるだろう…、と、
言っておられたとのこと。

10月1日、また新たな月をはじめながら、閻魔帳の裏に小さく書いてある、自分への戒めを読み返してみた。